【正解】重要事項説明を契約の直前に行う。専門用語を使ってサラッと捺印させる
ブー太郎:じゃあやっぱり、土砂災害特別警戒区域に入ったことは伝えます。
カバ社長:そうだよな。伝えなかったり、嘘をついたら宅建業法違反になるからな。そこを理解してるのは評価してやろう。
で、そのまま伝えたら客は契約をしないって言いだすかもしれないけどどうするつもりだ?
ブー太郎:そこなんです。考えてもどうしたらいいのか分からなくて…(チラッチラッ
カバ社長:こっちに助け舟を出させようとするんじゃねえ!ったく仕方ねえ野郎だ。
伝え方が大事ってことだ。伝えるにも方法があるってこと。まず大事なのは“いつ”伝えるかだ。
ブー太郎:え、今すぐ伝えに行きますけど?
カバ社長:アホか!そんなことしたら考える時間を与えるだろうが!
宅建業法ではな、契約の「前」に「重要事項説明」を行うことが定められてる。マイホーム取引で大事な部分を「宅地建物取引士」っていう国家資格持ってる奴から伝えるんだ。
ブー太郎:ですから、早く伝えないと…
カバ社長:ドアホ!契約の「前」だったらいつでもいいんだよ。
つまりな、契約の直前に重要事項説明を行えばいいんだよ。「〇月□日に契約しましょう。何度も来ていただくのも面倒ですので、その日に一緒に重要事項説明も行いますね」って言えばいい。
ブー太郎:なるほど!契約日当日に、説明してそのまま契約を結ばせるんですね。。
カバ社長:客に考える時間を与えないんだよ。それにできるだけ小難しい専門用語を使いながら説明する。
「不動産取引ってこんなもんですよ」感を醸し出しながら、「はい、以上で説明は終わりです。ここにご署名・ご捺印をお願いします」ってサラリというんだ。
ブー太郎:契約日の厳かな雰囲気にのまれて、「ちょっと待ってください。これはどういう意味ですか?」とか聞けませんよね…
カバ社長:しかも、重要事項説明と契約書の説明で2時間以上かかる。
疲れるし、本気であれこれ聞きたいと思っても、なにを聞かなきゃいけないかわからなくなるし、まず質問はでてこない。
ブー太郎:ええぇぇぇ…なんかすっごく危険ですね…。
しかも、後からクレーム受けても「え、ちゃんと説明しましたよ?ここにハンコ押してますよね?」て言うつもりですよね?
カバ社長:人聞き悪いこと言うな!みんなやってんだよ!
事前に契約書類を送付しても客も「なにこの専門用語わかんない…」ってなるから、当日に説明してやるのはWin-Winだろ?な?
ブー太郎:でも、丁寧に説明することと、サラッと誤魔化して説明することは違うような…
カバ社長:うるせえ!ガタガタ言ってると給与ゼロのままだぞ?歩合制ってこと忘れんな!
ブー太郎:は、はい!(そうだ、生活かかってんだ…とりあえず説明はするんだからこれでいいよね…)
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