地震から家族を守る要【家具の転倒防止】を見直そう

今回は、自宅の地震対策、家具転倒防止対策について紹介します。

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家庭で地震対策を行っている皆さん、家具への地震対策は大丈夫ですか?淡路・阪神大震災や東日本大震災では、家具の転倒や散乱によって震災から逃げ遅れた方が多くいると言われています。

余震が少ないからと言って、油断は禁物です。再度、家具の転倒防止を見直しましょう!

高さが低い家具でも倒れる

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重心が低い家具は地震で転倒しにくいというイメージがありますが、それは大きな間違いです。

鉄筋コンクリートで造られたマンション、木造の戸建てなどの住宅の種類、同じ建物でも階数や高さによって家具の倒れやすさは違います。例えば、1階にあるテレビ台が倒れなくても、8階のテレビ台は倒れることがあります!

このように、背の低い・高いに関わらず床に置かれただけの家具は転倒しやすいもの。地震による家具の転倒を防止するには、耐震グッズなどで家具を固定することが大切です。

「固定」こそ、家具の転倒防止

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家具を固定する耐震グッズにも様々なタイプがあります。用途によってタイプを選び、家具の転倒を防止しましょう。

壁に家具を固定したい場合は

家具をがっちり固定したい場合は「L型金具」を使って家具と壁をネジで固定しましょう。L型金具の長所は耐震強度が強いことです。

この他に耐震強度が強いタイプが「ベルト式の固定金具」です。これは突っ張り棒などが利用できないパイプ式の棚にも使えるのでオススメです。

壁に穴を開けず家具を固定したい場合

壁に穴を開けずに家具を固定した場合は「突っ張り棒」を利用しましょう。ネジを使わずに設置できるため、取り付けが簡単にできます!

ただ、L型金具に比べて耐震強度が弱いため、地震の揺れの大きさによってズレてしまう可能性があります。その場合、家具の下に挟み込む「ストッパー式器具」を併せて利用すると耐震強度がアップします。突っ張り棒を設置する前に、これを家具に設置しましょう。

開き戸のロックも忘れずに

家具本体を固定したら、開き戸に「ロック式ストッパー」を設置しましょう。特に、食器棚の開き戸にオススメです。これをつければ、地震が発生した際にお皿やコップが飛び出す危険性が低くなるでしょう。

この他にも、パソコンやテレビの下に敷くことができるゲル状マットを利用すれば、家具の上に置いている家電の落下も防げるでしょう。

最後に

いかがでしたか?備えあれば憂いなしです。これを機会に、地震対策として家具の転倒防止を見直しましょう。今後のために家具の転倒防止を考えて置くことも地震対策の一つになると思います。

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