ひょっとして避けられてる?!不動産屋を困らせる人・好かれる人の違い
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知らずにやっちゃってる?不動産屋が対応に困るお客様とは?
今日も元気いっぱい西野です!
さて、誰しも一度は「このお客様困る…対応が難しい、、」というお客様に出会ったことがあると思います。
相手は必ずしも悪意を持ってやっている事ではなく、「知らないこと」が原因で無意識に困らせているってこともよくありますよね。
では、不動産屋を困らせるお客様とはどのようなお客様でしょうか。今日はお客様に知っておいて欲しい不動産屋の勝手な事情を、ご紹介します。
「いい物件ない?」よりも、まずは自分の意志を固めることが大事
まずは一つ目。「なんかいい物件ない?」とおっしゃるお客様、これを言われると不動産屋は困ってしまいます。
そもそも、「いい物件」というのはどのような物件でしょうか。金額、広さ、築年数等、基準にするポイントは人それぞれ違います。つまり、「いい物件」というのはその人によって違うのです。
まずはお客様にとっての「いい物件」を明確にしましょう。そのためには、お客様の買う(借りる)動機、「何のために買うか」を大事にしてください。ここが定まってないと、いくら物件を見ても、いいと思える物件に出会うことは難しいでしょう。
むしろ、まずご自身の動機を固めないと「これは○○だからいい物件ですよ!」と言われれば(動機が固まっていない故に)「そうかもしれない」と強引に話が進むこととなり、買った後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうのです。
しかし、みなさん初めから意志が固まっているわけではありません。そんな場合は、ざっくばらんに話せる不動産屋と、(物件選びではなく)動機固めをしましょう。
隠し事が多いお客様。困るのはお客様なんです!
2つめは審査に関わることです。しかし、出会って間もない不動産屋に、自分の懐事情を打ち明けなければならないのはやはり気が進みませんよね。「(ローンなどの)借金が残ってるけど、言ったら審査通らなくなっちゃうかもしれないし、黙っておこう」。その気持ち、よく分かります。
しかし、金融機関はお客様の個人信用情報を持っているためほぼ確実にばれます。むしろ、後から分かる方が銀行からの印象も悪く、疑いの目で審査されては、通るものも通らなくなってしまうかもしれません。
ただ、どうかご理解いただきたいのは、不動産屋は決して興味本位で聴いているのではなく、事実を固めた上で、一見、審査通過が難しいと考えられる案件でもストーリーを固めて交渉します。そのためには、まずお客様の正確な情報が生命線なのです。
その他にも、お客様の経済状況から、金利支払いをもっと抑えたほうがいい(余裕がある)などのアドバイスができますし、場合によっては物件のグレードを下げる(上げる)ご提案もします。お客様からご提供いただく情報があってこそ、柔軟な対応ができます。
もちろん、お客様にとってデリケートな情報であることは変わりません。まずは信頼して打ち明けられる不動産屋を見つけ、協力し合う事が重要ですね。
「不動産は買って終わりではない!」買った「後」の暮らしこそ大切
さて審査が通り、契約も引き渡しも終わり、無事に資産価値の下がらない物件を手に入れたあなた。その後の暮らしはどうでしょうか。思い描いていた新しい暮らしを実現し、久しぶりに遊びに来ていただけるとやはり嬉しいですね!
一方で、不動産を購入後、一切のメンテナンスをせずそのまま放置される方もいらっしゃいます。住宅は定期的な修繕・リフォームによって、家の健康状態を保つことが必須です。特に、屋根や外壁など雨水の侵入経路こそ住宅の要(かなめ)です。
マンションの場合は管理組合が定期修繕を行いますが、特に問題となるのは戸建ての場合です。「住宅ローン支払いに加えて、修繕なんてやってられるか!」というお気持ちもわかりますが、長い目でみて資産価値を落とさないためにも、ぜひ住宅のメンテナンスは実施ください。
まずはご購入された不動産会社にご相談してみることをおすすめします。せっかく買った住宅です、長く大切に使いたいですね。
不動産屋はあなたの味方。チームとして最高の結果へ
ローン審査は不動産屋が行うのではありません。金融機関が実施します。このように、不動産屋は敵ではありません。目的に向かって協力すべきパートナーなのです。
「不動産屋を困らせるお客様」というテーマでしたが、これは不動産業界に限ったことではありません。「目的を確認する」「隠し事をしない」「モノを大切に使う」どれもチームとしてやっていくためには必要不可欠なことです。そしてチームとして最も重要なのは「信頼関係」です。
そして、この逆を言えば、目的が明確で隠し事をせず、長期的に資産を大事にする人は不動産屋(チームメイト)に好かれやすいです。不動産屋を親しくなる事は、お客様にとってこそ一番のメリットです。最高のチームメイトを見つけてください!
とはいうものの、不動産会社によってはズケズケ聞いてきたり、相性が良くない場合もあります。そんな場合は迷わず、他の不動産屋に切り替えましょう。「同じ穴のムジナな不動産業界」でも述べた通り、不動産屋は自由に選べるのです。
不動産会社にとっても、お客様の素直なご要望や、時には無理難題と思える要求は、本来すごくありがたいものです。ざっくばらんに腹を割って建設的にものを言い合える、心地よい不動産屋をみつけたいですね。
【P.S.】「この家、買っていいのかな?」…迷わずご相談ください!
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