貯金だけの人も投資家?!おカネを呼び込むには資産状況の把握が第一歩

実は誰もが投資家?!円はゼッタイではない。外貨で保有すればリスク分散

「すべてのおカネを銀行に預金している」と聞くと、投資とは縁遠い方というイメージかもしれません。しかし、その方も紛れもない投資家といえるのです。

例えば通貨を保有するということを考えても、日本円だけで保有している方は、日本円という商品に偏った投資を行っているのです。

一方で、ドルやユーロなど外貨で保有(リスク分散)する手段もあります。いまや多くの輸入品に頼るグローバル経済、日本円の価値も海外との比較にさらされ、常々変化するのです。

また、日本円を突き詰めれば、それは日本銀行の借用証書に過ぎません。その借用証書の裏付けの多くは、外貨や国債、社債などです。ですので、例えば国債の暴落が起これば円が紙くずになる可能性も否定できないのです。

つまり、日本円はそれ自体絶対ではありません。100%安全とも言い切れませんし、安全資産として通貨で持つ場合にも、外国のおカネを含めてその手段は無数にあるのです。

資産形成が不可欠な時代に。一手段として「堅実な」不動産投資も

おカネであれ株などの有価証券であれ、資産を保有するということはリスクにさらされるということです。

リスクにさらされるからこそ、リターンを生む「リスク・リターンの関係」が成立し、だからこそ銀行に預金という形で預け入れば利息という形で収益を得られるのですね(銀行はあなたの預金を原資に国債などのリスク資産を購入します)。

Mt-Fuji_from_Shibuya_ss一昔前は、定年まで働き続け、退職金と年金で老後を過ごすというある種安定した時代が続いたこともあり、特に日本では長らく資産形成や資産防衛の重要性が認識されていませんでした。

ここにきて、終身雇用制の崩壊や年金支給年齢の引上げおよび減額、企業年金の確定拠出型への移行など退職金や老後資金の確保が不透明になりつつあります。

このような背景の下、自発的な資産形成や資産防衛の必要性が徐々に浸透し、不動産投資も一つの方法として注目されています。

不動産だけじゃない!あなたの目的や許容リスクなどに応じて最適な資産保有を

もちろんおカネとして通貨をそのまま保有することも手段の一つです。また、不動産に限らず、より流動性の高い株式やより安全性の高い国債など幅広くリスク分散することが考えられます。

不動産はあくまで一つの選択肢です。誰にでも不動産投資が当てはまるものでもありませんし、均等におすすめするわけではありません。

miniature_mansion_ssまずはあなたご自身のリスク許容量や、なぜ投資したいのか、どのようなスタンスで投資したいのかなどをしっかり突き詰めて考えることが大切です。

それらの違いや意味をしっかり理解した上で、ご自身の資産状況や目的、リスク許容量などに鑑み、あなたに最適な資産を保有して(適切なリスク分散を行いつつ)リターンを得ましょう!

不動産といっても種類はたくさん。まずはあなたの資産状況把握から

不動産投資をする場合にも、なにを目的にするか、資産ポートフォリオ(どのような資産をどれくらい保有しているか)によっても不動産の種別やエリアなども大きく変わってきます。

thinking-women_ss物件のカテゴリーだけでも一棟/戸建て/区分、新築/中古、SRC/RC/木造、居住用/オフィス用/店舗用、ワンルーム/ファミリータイプ、空室/オーナーチェンジなどさまざまな区分があります。

その一つ一つについてどのような特性があるか、その特性はお客様にとってどういう意味を持つかが重要になってきます。

あなた自身の資産棚卸から。現状を把握することがすべてのスタート

そのためにも、まずはご自身の財務状況について、現状をありのまま自己認識しましょう。意外と自分自身の資産状況について正確に把握できていない方も多いものです。

具体的には、個人資産(金融資産、不動産資産、保険、借入状況など)の洗出しや借入能力の算定などです。これらを踏まえた上で、投資余力(リスク許容量)の中で投資しましょう。

household-accounts_ssお客様一人一人によって状況も異なれば、投資に対するお考えやその目的も違います。他人と競争するものでもありません。

今や7軒に1軒が空き家といわれる日本、不良資産と化す可能性の高い不動産も多く存在します。そのような不動産に手をだすくらいなら貯金しておいた方が得策ともいえます。

不動産エージェントとともにじっくり事前検討しましょう。

むやみな不動産投資は厳禁!特に「節税のため”だけ”」の投資は危険!

「投資」と聞くとハイリスク・ハイリターンな怖いもの、という感覚を持たれるかもしれません。しかし少なくない投資家が事前検討をおろそかにしていることに理由があります。

特に、「不動産営業にゴリ押しされて言われるがまま購入した」「周りに流されて買った」「節税になると思って焦って投資した」など、本来長きにわたって考えるべき資産形成を、一過性の(短期的な)利益を求めた狭量な考えでの投資は失敗する例が後を絶ちません。

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長期保有を前提とした不動産、「不動産投資をした結果、相続税対策にもなった」というのがあるべき姿だと考えます。不動産はその名の通り、購入後には「不動」な資産を保有することになります。

事前検討をおろそかにせず、30年先まで見据えたシミュレーションを行って綿密な事業計画を立てましょう。その通りにいかなくても、事前に具体的な数値を基に検討することで対策も立てられます。

大きなおカネを動かす投資です。本末転倒な投資でなく、まずはあなたが心にストーンと落ちるまで焦らず検討しましょうね!

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