家を買う前に知っておくべき重要事項!宅建士の説明を聞き流してはいけない…

不動産屋さんは役所や水道局へ行って何を何のために調べてるの?

こんにちは٩(•౪• ٩)つっちーです!ひよこクローバー石井先生引率のもと社会見学へ行ってきました(`・ω・´)晴れ(嘘です、お仕事ですあっかんべー

今回は、役場調査のお仕事内容を教えてもらいました!そういえば、一年ほど前に社長に足立区役所へ連れて行ってもらったことがありました(@^^)/~~~

ひとつひとつ確認していく作業はとても地道で、水道局へ行きサクッと調べて必要な書類を手にしたら次へ。ダッシュ (走り出すさま)(その間わずか10分程度)

※今回は石井さんと一緒です( *´艸`)るんるん (音符)

今度は都税事務所へ行き、必要書類を手にしてまた車へ。車 (RV)ダッシュ (走り出すさま)最後に板橋区役所やら法務局やらへ行き、用途地域や道路についてあれこれ調べたりしたけどこれも30分くらいでした(・o・)。。。

一つ一つはぎゅっとまとめたら一瞬の出来ごとでしたけど、この確認していく作業がとっても大切なんです!(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノぴかぴか (新しい)

ここでは、どうしてわざわざ区役所とか水道局とかいろんなところへ足を運ばなきゃいけないのか、なにに活用されるのかなどを私なりに説明してみたいと思います(/・ω・)/

家は建築基準法以外にも、多くの法律で制限を受ける可能性がある!

まず、不動産取引っていうのは、実はいろんな法律が絡み合っています。

例えば、建物の高さの制限とか建物の大きさの制限(建ぺい率・容積率)を知っておかないと、将来建て壊して新築する時などに「希望通りの家が建たない!」ってなっちゃいます。建築基準法以外にも…

景観法、農地法、古都保存法、都市緑地法、生産緑地法、特定空港周辺特別措置法、新住宅市街地開発法、新都市基盤整備法、旧市街地改造法、住宅地区改良法、港湾法、宅地造成等規制法、マンション建替え円滑化法、都市公園法、自然公園法、水防法、河川法、道路法、国土利用計画法、土壌汚染対策法、災害対策基本法、土地収用法、全国新幹線鉄道整備法…

実はまだまだあります!(; ・`д・´)もちろん、すべての法律が関係する不動産ってたぶんないと思いますけど、該当しているものがないかを一つ一つ調べなきゃいけないんです。

家を買った後に、法的にどういう縛りを受けるのかって大事ですよね。だから丁寧に調べてるんですね。

道路の種類や土地の境界、通行・掘削権など目に見えない権利関係も大切です

法律だけの問題じゃありません。ぱっと見では分からない土地・建物のことも調べます。

例えば道路の種類は何か(公道?私道?)、土地の境界が確定しているのか、水道管はどこを通っているかなど、ぱっと見でわからないことも知っておかなくてはいけません。

境界が確定していないと隣地の方と将来トラブルになりかねませんし、水道管が破裂した時に補修する時にも水道管の位置情報は必要です。

私道であれば「掘削権」がないと、水道局や民間の修理会社は動いてくれなかったりします。将来のトラブルを未然に防ぐためにも大事な大事な調査です。

また、建物がアスベスト(石綿)が使われているか調査したかどうかなど、過去を振り返っての調査もあるんですよ。

こういうことを足を運んでひとつひとつ情報を取ってたんですね( ゚Д゚)ひらめきひらめきてっきり、区役所などで戸籍謄本をとるような感覚で一枚の紙に全部必要なことが書かれているんだと思っていましたヽ( ε∀ε )ノどんっ (衝撃)あせあせ (飛び散る汗)

買主さんに伝えられるのは、売買契約前の重要事項説明。不明点は質問!

その調査したことって、不動産取引においてどうやってお客さんにお知らせするんでしょうか?

それが売買契約「前」に行われる重要事項説明です。「重要事項説明書」という、重要事項がぎっしりつまった説明書を受け取ります。

同時に、宅地建物取引士という国家資格を持った人が重要事項説明書の中身を説明してくれます。

ここで大切なのは、分からないことがあれば遠慮なく聴く!ってことです。

マイホームを買う前の重要事項説明って、不動産業界にいないお客様にとってはチンプンカンプンで当たり前とも言えます。説明を受けるというより、質問の場とすることで安全な取引につながります。

わざわざ宅建士という選ばれた(?)人が出てくる場です。しっかりと分からないことを聴いてくださいね!

重説や契約の内容を、売主側としっかり交渉する不動産屋さんを選びましょう!

重要事項説明書は、基本的に売主さん側の不動産屋(元付仲介業者)が作ります。

でも、それだけでは終わりません!買主さん側の不動産屋(客付仲介業者)が、買主さんに不利な文言がないかをチェック、必要に応じて交渉します。

例えば個人間売買だと瑕疵担保期間をどうするか、とか、手付解約の期限をどれくらいの長さにするか、などなどです。

 

 

でも、中には「契約が壊れるようなことはしたくない」と思って、売主さん側が作った重説をそのままノーチェックでOKする業者もいるみたいです…(; ・`д・´)

できれば、契約日当日に初めてみるのではなく、事前にpdfなどで重説と契約書を送ってもらってください。

特に大事なポイントは、あらかじめ客付仲介(購入を依頼している会社)に説明してもらうといいですね。そういった丁寧な対応をする不動産屋さんを選んでくださいね。

特約には要注意!知らないうちに不利な文言にハンコを押さないように…

重要事項説明って1~2時間くらいかかる長時間の説明です。専門用語ばっかりで、人によっては正直聴いていても眠くなるようなつまらない話ばっかりかもしれません。。

でも、本当に大事な話をしています。特に重説の最後にでてくる「特約事項」は要注意です!これは、通常の契約文言とは別に、特別に合意した内容を列挙するものです。

2時間くらい校長先生のお話みたいな(?)話が延々と続いて、疲れて、眠くなって…という頃に、大事な大事な話が待っています。

特約の中の文言としては、基本的には「将来、周辺環境が変わる可能性があるよ!」「法律が変わる可能性があるよ!」といったことです。

ただ、中には「残置物は買主負担です」とかしれっと怖い文言が入ることも(実例)…そういうのを知らずに(聞き逃して)ハンコを押して契約してしまうと大変なことになります。

しっかりと気を付けてくださいね(; ・`д・´)やはりそういう意味では、重説の内容をしっかりチェックしてくれる不動産会社を選びたいですね。

宅建士さんも説明の仕方がぜんぜん違う!「?」マークが浮かんだら遠慮せずに聞く

宅建士さんにもいろんな人がいます。

「宅建士さんがもし事実と異なることを読み上げてしまった場合、罰せられたりするからものすごく責任重大なんだよ」、これは重要事項説明書の話をしているときに聞いた話です。

「読み方も、人によって全然違うよ」ともお話してくれました。

分かりやすく説明してくれ、疑問点をなんでも聞いてくださいね~っていう姿勢の宅建士さんならいいですよね。ただ、淡々と説明だけされると聞き逃したり頭が?マークばっかりになることもあるかも…(; ・`д・´)

いずれにしても、「分からないことがあれば遠慮なく聴く!」これを徹底しましょうヾ(*´∀`*)ノ

【おまけ】“あぺたいと”の焼きそばをごちそうになりました~(*´ω`*)

今回同行させてもらって、不動産取引って、本当に地道な作業があるってことがわかりましたヾ(´Д`;●)ぴかぴか (新しい)

まったく関係ないけど、お昼ご飯は老舗「あぺたいと」の焼きそばをごちそうになりました(*´ω`*)揺れるハート

これもいい社会科見学のいい思い出(´,,•ω•,,`)ぴかぴか (新しい)・・・べ、別にこれが目当てだったわけじゃないし(; ・`3・´)どんっ (衝撃)あせあせ (飛び散る汗)

またつっちーの成長期をおしらせしまーす!( `ー´)ノ

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