このまま家を買ってもいいの?マイホーム購入に踏み切れない3大理由とその対策
目次
なんとなく買ってはいけない。物件選びの前に、購入前の事前準備を!
大きな金額が動くマイホーム購入。「このまま家を買ってもいいのだろうか…」とのご相談を寄せられることがあります。
マイホームは長く付き合う取引ですし、購入後には動かすことのできない資産です。やみくもに買ってはいけませんし、不安があるうちは購入を見送りましょう。
その上で、ここでは「漠然とした不安がある」というケースを考えてみます。
まず、知っておいて欲しいのは、いきなりSUUMOやat homeなどの物件情報サイトを見ては失敗する可能性が高まるということです。
物件の綺麗な写真に惑わされてしまったり、よくわからないままなんとなく“イメージ買い”してしまうことに加え、「売りたい」という思いの強い仲介業者に押し売りされる危険性も高まるためです。
物件選びはマイホーム購入のほんの一部。「いつでも買える状態」を作る
大前提として、家を買うということの中で、「物件を選ぶこと」はほんの一部分にすぎません。例えば、物件探しを始める前に“買う準備”をすることがとても大切です。
具体的には、物件探しの前に、資金計画(ファイナンス)や不動産会社選び、希望条件の明確化を行うことを強くおすすめします。そうすることで、後悔のない納得感のある取引ができるでしょう。
例えば、お客様が物件を選んだ後には「本当に安全な家か?」「将来にわたって資産価値が保たれるか?」などを、不動産業者や建築士などプロ目線で検証することが必要です。売主側との条件交渉もあります。
そういう不動産会社(エージェント)をあらかじめ探しておくことは、物件を選ぶことより重要といえます。
そのような事前準備の手順を踏んでから「いつでも買える状態」、つまり「あとは条件にあう物件を探す」という状況を作りましょう。そうすれば、自分の求めていた物件がでたらすぐに動くことができ、買い逃すこともなくなります。
ここでは、事前準備をした上で、それでもモヤモヤして「この家を買ってもいいか分からない」という方に多く共通する3つのケースとその対策をみていきましょう。
①物件情報サイトをみても「事実」はわかるけど「意味」が読み取れない
SUUMOやat homeなどの物件情報が豊富に載せられたポータルサイトをみながら物件探しをされる方も多いと思います。
ものすごくたくさんの物件情報が登録されていて、選ぶ楽しみがある反面、そこからどうやって絞り込んでいけばいいのかわからない…という方もいらっしゃいます。
物件ポータルサイトには、パッと見て目を引く綺麗な写真や並べ立てられ、とてもワクワクするものです。また、間取りや築年数、面積、建物の階数…などたくさんの情報が載っています。
しかし、これらの“表面上の事実”はわかっても、その本当の意味はすぐに読み取れるものではありません。例えば、
- 価格は妥当なの?
- 将来の売りやすいの(流動性)?
- 耐震性は大丈夫?
- 住宅ローン減税制度の利用できる?
- 管理状況に問題はない?(マンション)
- 土地の資産性はどう?(戸建て)
専門知識がなくても意味がわかる無料アプリ「SelFin」。使い方もコピペだけで簡単
写真などに気を取られてしまうと、これらの本当に考えなければならないことを覆い隠してしまいます。
特に不動産に詳しくない一般消費者にとっては、あまりにも不親切な情報提供の形をしているといえるかもしれません。
そこで、専門的な知識のない方でもその意味を読み取ることができるツールとして「SelFin(セルフィン)」があります。使い方はとても簡単です。物件情報サイトのURLをコピー&ペーストするだけです。
これは、AI(人工知能)が独自指標も用いて、物件の重大な欠陥がないかどうかを一瞬で分かるアプリです。不動産屋に聞かなくても“買ってはいけない物件”がわかるアプリともいえます。
パッとみただけでは「綺麗だな」と思う物件でも、よくよく調べてみると重大な項目を見落とすケースがあります。
【無料】で使えますので、物件情報の事実から意味への変換ツールとしてぜひSelFinを使うことでそれを防いでくださいね。
②購入の決断に早い・遅いはない。「探し始めたばかりだし…」が招く悲劇
「さあ物件を具体的に探していこう!」という段階で、すぐに「これだ!」という物件が出ることもあります。内覧(内見)もして、特に問題もありません。
でも、です。その場合にはムクムクとこういう考えが浮かぶかもしれません。
「こんなに早くいい物件がでるわけない。まだ探し始めたばかりだしすぐに決めなくてもいいな。他にももっといい物件もあるだろうし…」
そのお気持ちは痛いほどわかりますし、人間、大きな決断を先送りしたいという感情を持つものです。「とりあえず待つ」と様子見するご判断になることもあるでしょう。
しかし、あなたがいいなと感じる物件は、おそらく他の方もいいなと思うものです。結局、他の方が購入したと知ると、「ああ…やっぱり買いたかった…もったいない…」となるケースは多くあります。
「逃げた魚は大きい」とばかりに、そのことが頭から離れなくなる場合もあります。さらに「マイホーム購入を先送りするリスク」というのもあるのです。
物件が売り出されるタイミングは誰にもわからない。条件の明確化をしておく
よく言われることですが、不動産は2つと同じ物件はありません。そして、自分の求める物件が売りに出されるタイミングも読めません。
優良な物件は売り出されてすぐ買い取られていく反面、新しい物件が出るのも事実です。要は、住宅市場の動きはあなたの都合と関係ないということです。
たまたま、物件選びを始めたばかりのタイミングでそういう物件が出てくることもあれば、なかなか出てこないこともあります。
タイミングをうかがったり、探し始めた時間の経過で判断するのではなく、買主としてできるのは、「絶対条件」と「できれば条件」を冷静な頭で検討し、すぐに買える状態にしておくことです。
逆に、買い急ぐ必要もありません。「自分の希望条件には満たないけど不動産会社もおすすめしてくるし、もうこれでいっか」と焦って買ってもおそらく後悔する結果になります。
購入の決断に早い・遅いはありません。お客様の希望条件に合致し、そして、しっかり安全性や資産性を検証してくれる不動産会社(エージェント)が合格点を出した物件がでたタイミングが買う時と考えましょう。
③なんとなく購入の決断ができない ⇒ 見送った物件の理由を振り返る!
物件情報をみていても、目移りする場合もありますよね。特に、「買おうかと思ってたけどなんとなくこれじゃない感じがした」と見送る場合もあると思います。
ただ、“なんとなく”を繰り返すと先に進めないというのも事実です。すべて合理的に割り切れるものでもありませんが、“なんとなく”の理由を振り返って整理すると気づきや学びを得られることがあります。
「よくよく考えてみたら物件というより、住宅ローンを組むことの恐怖があって前に進めなかったんだ。実際の生活の影響がわからず不安なんだ」とわかったとします。
そのような場合には、ファイナンシャルプランを詳細に立てて、ローン返済が将来の家計に与える状況を数値で見える化すれば不安が払拭されるでしょう。
また、希望条件に合致する物件でも、実際に内覧すると「違和感」を覚え、よくよく考えると「思っていたよりリビングが小さい」と分かるケースもあります。
そのような場合には、補修をして間取り変更できる場合もあれば、それでは予算をオーバーするのであれば、より広いリビングを新たな条件として物件を再度探し始めるとよいでしょう。
モヤモヤした違和感にヒントが隠されてる?信頼できる不動産会社と共に物件探しを
このように、見送った物件やモヤモヤした物件に、あなたが本当に求める物件のヒントが隠されているものです。
意外と直感はいろいろなことを教えてくれるものです。
購入検討の土俵に乗ったけれど最終的に見送った物件は、一つ一つ振り返ることで、よりあなたにピッタリな納得感ある物件に出会う確率を高めますし、時間を有効にも使えます。
また、できればこの振り返りは、リスク情報も積極的に開示し、物件の見方を丁寧に教えてくれる不動産仲介会社の営業担当者(エージェント)とともに行うと、なおよいと考えられます。
図面や写真からは読み取れないプロ目線のアドバイスが受けられたり、数多くの物件をみてきた不動産営業マンならではの味方を教えてくれるからです。
納得のいくマイホーム購入ができることを全力で応援しています!もちろんミトミにもいつでもご相談くださいね。
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