旧耐震マンションが都に公表される理由。緊急輸送道路沿いは災害時に影響大!
目次
「今日は何の日?」が日課。1月17日は阪神淡路大震災が起こった日でした
お疲れ様ですー!つっちーです!(*´ᴗ`*)
毎日mitomitterを書く際に、「今日は何を書こうかな~(っ´ω`c)?」と考えて、“今日は何の日”で調べたりするんです!
ちょっと時間がたってしまいましたが、1月17日は阪神淡路大震災が起こった日でした
1月17日(木)
阪神・淡路大震災から4年。。。
“より安心安全に”暮らせるようにと、震災後に耐震改修に関する法律が出来たりと
家づくりにおいてもどんどん進化しています!!
もうあれから24年も経ったと思うと遠い過去のように思えますが、最近でも大きな震災は続いています。
家選びでも耐震基準をチェックすることは当たり前の時代になっています。今日は阪神淡路大震災を振り返りながら、地震や住宅の耐震性についてみていきましょう( ゚Д゚)
甚大な被害をもたらした震災。それに伴い耐震性の法改正がなされてきた
阪神・淡路大震災では、6,432人もの方がお亡くなりになり、負傷者は43,792人でした。
人命が助かることに大きくかかわってくるのが、建物の耐震性。阪神・淡路大震災では、639,686棟もの建物が被害に合われ、そのうち104,906棟(約16%)は全壊だったそうです。
そして、震災によって多くの被害が出たことで、震災の後はなにかと法律などが新たに制定されたり改正されてきました。(`・ω・´)
震災が起こった年 | 起きた震災 | 法律が制定・改正された年 | 法律の制定・改正 |
---|---|---|---|
1923年 | 関東大震災 | 1924年 | 「市街地建築物法」制定 |
1948年 | 福井地震 | 1950年 | 「建築基準法」制定 |
1978年 | 宮城県沖地震 | 1981年 | 「建築基準法」改正 「新耐震設計基準」導入 |
1995年 | 阪神・淡路大震災 | 1995年 | 「耐震改修促進法」制定 |
阪神・淡路大震災を機に定められた「耐震改修促進法」ですが、努力義務的な内容であったため成果はなかなか表れなかったそうです。
その後2006年に具体的に数値目標を“10年で90%”と掲げ順次実施していったそうなんですが・・・
んー。つっちーには難しい。ʅ(´◉◞౪◟◉)ʃ幼稚園児でもわかるように説明すると、こんな感じですかね。
“地震によって倒れたり壊れたりした建物から命や財産を守るために耐震改修を勧めているよ~。でも絶対じゃないよ~。できる人は直しましょうね~。”みたいな感じでふんわりオススメ(´◉◞౪◟◉)(おそらくそんなに軽い感じではない。笑)
結果はいまいち。「成果が表れた」とはとても言えない状況。
「このままじゃアカン!!!」ってなって・・・
具体的に目標を立てたりしてちょっとずつ順番に!以前よりは確実進んでいる!₍₍ ᕙ( ˆoˆ )ᕗ⁾⁾
・・・といったところですか?( ´,_ゝ`)※偏見の塊ですが、イラストに悪意はありません。。
災害時にけが人や物資が運べない!緊急輸送道路沿いマンションの耐震化も
戸建てやマンションの耐震性を高めてきた一方で、すべての物件がくまなく新耐震となっているわけではありません。
すると、災害時に困ってしまうことがあります。例えば、旧耐震のマンションが傾いたり、倒壊した場合、道路を塞いでしまうことがあります((+_+))
特に幹線道路など太い道路に障害物があると、けが人の方を救急車で運んだり、消防活動をしたり、食料や水などの必要な物資を困っている方へ運ぶことができません。一刻を争う事態に多くの時間をロスしてしまいます。
被害の最小化と早期復旧のためには、道路を封鎖する可能性のあるマンションをなくしていくことが必要です。
そこで東京都では、災害時に避難や救急・消火活動などのために緊急車両が通る大事な道路(延べ約1,000km)を「特定緊急輸送道路」と定め、そこに接道するマンションは耐震化しなさい!という条例を作っています。
この「緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例」が作られて、特定緊急輸送道路沿いのマンションは約8割は耐震補強が完了しました( `ー´)ノ
耐震化されていない建物は公表されている。資産価値も下がる原因になるので要注意
一方で、2015年時点でまだ2割ほど最新の耐震基準を満たしていないようです。
緊急輸送道路沿いのマンションの耐震診断などの結果は東京都が公表しています(耐震診断が義務付けられている建築物の耐震診断結果等の公表について)。
さらには、耐震化する必要があるのにまだ対応できていないマンションも公表しています(耐震診断が実施されていない特定緊急輸送道路沿道建築物の公表について)。2018年11月22日現在で107件あるようですね。
幹線道路沿いのマンションを買う場合には、特に耐震性には注意してください(; ・`д・´)
現在旧耐震で、耐震補強の予定もない場合は、今後も公表され続けることになります。将来売却しようにも売れづらくなるなど、資産価値も落ちてしまいますからね。。
家を買う前に耐震基準をチェック!ご家族と安全なお暮らしを(*´▽`*)
地震大国日本では、本当に耐震性は大切な住宅性能の一つです。
ご家族が安全に暮らすためにも、耐震基準を満たした住宅かどうか、不動産会社さんに調べてもらってくださいね。
ただ、耐震性は分かりやすく目に見えるものでもありませんし、大きな地震が起こっても平常な日常が戻れば忘れてしまうもの…。
でも、阪神淡路大震災や東日本大震災、最近では熊本地震など実際に大きな地震は頻発しています。
震災が起こらないことが一番ですが、起こったことから学び→変化することがたくさんあり、家づくりに関わる法律もどんどん改正されています。
ただ、いくら法改正しても最終的にどの物件を買うかは買主さんの判断にゆだねられます。ご家族の安心な生活を思い出し、安全面には気を付けてマイホームを買ってくださいね!
【P.S.】「この家、買っていいのかな?」…迷わずご相談ください!
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